ついで学のすすめ

実際に世の中に出てみると、文学書なんかを読みたくても、それこそ読む暇もなく、せいぜい自分の会社での出世目的にて自己啓発とか啓蒙書とかを読むくらいである。それこそ凡人のたどる道は----。

 小生なんかもカーネギーをはじめ随分 いいことが書いてある本を読んだが、いいのか悪いのかどうかは知らんが、自分ではとりたててためになったという感慨はない。

 最近、太宰治 生誕100年ということで、地元でも随分彼の文学作品を宣伝しているので、教養のためにと 彼の作品では 「走れメロス」しか読んだことのない自分がその他の作品を読んでみて、ふと感じたことは、これはある程度、社会に出て、サラリーマンとかになって、疲労して、やっとわかってくるものであり、高校生にこれらを読んで読書感想文を若いうちに書けといったって無理なところもありはしないかと思った。

 読んでそれなりにわかるところもあろうが、凡人にしてみれば、もっと会社なんかで暮らしてみて判ることが多いのではなかろうか。

だから、後に(歳をとってから)読んでもいい。さて話は横道に入ってしまい飛んだが、今日 高校生の諸君に読んで欲しい本に「ついで学のすすめ」という、一見タイトルから グーたらお調子的 虫のいい ハウツー本とみて
図書館から借りてきてひやかしのこころで読み始めたが、あにはからんや、ためになると心から思った。

 高校生のこれからの生活人生にもきっと役立つよ。

小生は、もう50歳を過ぎたし、出世出世とひとと比較して自分を世間の磁場に置くことにつかれてきて、ひろさちや の本なんかをみて、そう がつがつ いきなさんなと思うようになってきたからである。別に人生のレールを自分から降りたわけではない。先頭を走ることにどれほど意味があろうかとも思うようになったからでもある。自分の価値観はどうであろうか と今一度 皆にも考えて欲しい。

この本は結構 自分なりの価値観を固めるに置いて、積極的な姿勢のことの意味の内容のハウツーが書いていて、決して 「人のふんどし」で 相撲を取る的な 意味の本ではない。

 太宰治ではないが、自分で筆をとり、印税でも入ったら、一杯 飲み屋にでも行く という 身分も素敵だよなとも思った。

半生を反省と書く50年                   間もなく定年 サラリーマン川柳より
posted by hosi at 19:18 | 東京 ☀ | Comment(0) | 読書感想文