幸田文の勲章

幸田文の勲章を短編だからと思って読んでみた。なかなか、女性の味をまた、一風変わった角度から見ていて気持ちがいい文章であった。
誰でもある 親の七光りから自分を脱皮させてゆく過程は・・・。

 そんな読書もしてみてはいかがであろうか。親に文豪を持つ日本の女流作家といえば、森鴎外の森茉莉、小堀杏奴、萩原朔太郎の萩原葉子、室生犀星の室生朝子、岸田国士の岸田ギン衿子、太宰治の大田治子などがいるが・・・。


幸田文の勲章の一説「親は勲章をかけ、子は前掛けをかける」という露伴の文化勲章と酒屋の女房である作者との微妙な落差が小説の面白さを醸し出している。

五重塔 (岩波文庫)

五重塔 (岩波文庫)

  • 作者: 幸田 露伴
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1994/12
  • メディア: 文庫




流れる (新潮文庫)

流れる (新潮文庫)

  • 作者: 幸田 文
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1957/12
  • メディア: 文庫




台所のおと (講談社文庫)

台所のおと (講談社文庫)

  • 作者: 幸田 文
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1995/08/02
  • メディア: 文庫




幸田文 きもの帖

幸田文 きもの帖

  • 作者: 幸田 文
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2009/04/07
  • メディア: 単行本




新潮日本文学 38 幸田文集 (38) 流れる・闘・勲章・姦声・髪

新潮日本文学 38 幸田文集 (38) 流れる・闘・勲章・姦声・髪

  • 作者: 幸田 文
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1973/01
  • メディア: 単行本



posted by hosi at 19:01 | 東京 ☀ | Comment(0) | 読書感想文