「良寛」佐々木隆 東北女子大学教授 著

小生の理想というか、ゆくゆくは こんな人物になりたいなと思う人に「良寛」がある。 何となく
人間の悟りの境地の生き様ではないのかと思うからである。

笠間書院のコレクション日本歌人選60の第15巻として「良寛」が刊行されたようだ。(佐々木隆 東北女子大学教授 著)

良寛は(1758-1831)新潟県出雲の出身で、漢詩、和歌、書に優れた禅僧であり、13歳から漢詩や作詞を学び、いいところの 跡継ぎを断ち切って22歳から禅を修行、33歳で悟りを開いたといわれる。その中での歌集「布留散東(ふるさと)」は55歳の頃にそれまでの歌稿を自ら編んだものだという。

新聞解説によれば、この本はこれまでのような一首ずつ独立した良寛の詩の観賞ではなく、配列の順序に即して解説しているようで、前後の関係から良寛の心の変化が読み取れるのがいいところのようだ。

図書館に並ぶ日は遠いであろうから、待っていられない読書感想文のパクリ主は1260円をもって、本屋に行かねばなるまい。

こうしてお盆で御墓参りをして仏前に手を合わせるとき、どんな人であれ いつかは土に帰るとき 何かこう 生きて永遠のものを感じ取った上で土に返りたいと思うのは小生だけであろうか。

ここで 一句 人間のはかなさを感じさせる 歌が 「良寛」の本 を紹介した地元新聞にあった。

「仮設とはかなしきことば、時きたれば また空に舞う危うさあれば」 高橋

 人もまた、しかり かな・・・。
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posted by hosi at 05:17 | 東京 ☀ | 読書感想文