「われから」は秋の季語

そもそも、われから というものは なんぞや 皆さんご存知? 俳句をやる 先生でも なかなか わかるまい。

海育ちの小生でも見るまではわからなかった。

<あまの刈る藻に住む虫のわれからと音をこそ泣かめ世をば恨みじ> 古今集

 「割殻」とかけば、それが海に住む甲殻類であることがわかる。これが乾くと甲殻類が割れるのだそうである。

{われからの声と言い張る媼かな} 辻田

そういえば、陸の虫は鈴虫みたいに泣くが、海の虫は泣くという事を聴いたことは無いが、もしかしたら イカ釣りの漁師達は夜、灯りをてらしながら 聞いたことがあるという人も中にはいるかもしれない。

さて、われからとは こんな姿

海の虫たちだって、本当は泣きたいくらい 鳴きたいのであろうか。 秋の海を思い出していた小生だった。
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posted by hosi at 04:09 | 東京 ☁ | 読書感想文