「 福寿草 気遣い 雪囲い 外す」 小栗山
があった。小生も この世に生まれて 人の手の加えない 自然の美形が こうも 美しいものであるのかと 竹取物語のかぐや姫のごとく大切にしたい。 いやむしろ 囲いをとらないほうが いいのでは と思うくらい であった。 高貴な春の便りの使いである。
もう一句 あった。
「燃えつきるごとく 降りたる 春の雪」 船水
これと同じような句である。 人としてうまれ、同じ感覚になれる人がいて その歌をみて、きいて そうだよな と 感慨深い 時間を持てるということは 幸せなことなのかもしれない。さあ、小生も 弘前公園の桜で 出会いと別れの 心のふれあいを楽しめるであろうか。