「勝ち負けから降りる生き方」二神能基 著

久しぶりにはっとさせられてしまった いい本をよんだ。
「勝ち負けから降りる生き方」二神能基 著 である。著者はニートの青少年と何人とも接し、その経験を生かしてか NPO法人
ニュースタート事務局 の 代表になっている人であるが、この本を読んで 実に共感するところがあった。

 確かに自分を含めて社会はニートと呼ばれているひとを一段低いものと固定観念をもっていたが、どうもそれも そうではないように
なってきたし、ニートと呼ばれてる人が、この本を読んでいると その世界の殻を打ち破れるいや、殻の隙間から漏れ出て来るようになる心
をえることが出来そうである。

我々の世代は著者が言うように、だまって従順に上司に仕えておれば、何となく定年までこれまた、退職金までもらえるが、今の世代は
そのようにしても できない環境にあり、ニートの生き様は我々の世代のようには行きたくても行けない状態でもあることがわかった。

仕事で自己実現しにくい時代、仕事で「勝ち組」になりぬくい時代に、生きる意味や自尊心のよりどころが仕事だけだと、今はよくても、
3年、5年、10年はよくても、いつか どこかで必ず行き詰まる日がやってくる。
しかし、もし自分の中に「3つの世界」を持っていれば、もし、どれか一つがうまくいかなくとも、まだ他にも自分の居場所は残されています。

「働き」「仲間」「役立ち」とする3つの世界を持つ事は、心のよりどころを3つに分散する事にもなり、生き抜く上で「リスクヘッジ」にもなると思うのです。(本文より)

が、内容であるが、下手な硬い人生論よりも すーっと頭の中に入ってくる 味わい深い 経験からくる ニートと呼ばれている人の応援人生
用語が特に読書感想文のパクリ主にとっては染み入ったわい。

考えてみれば あくせく競争の中に自分をおいて、幸せだの不幸だのと 比較して価値を決めるのは自分が無い事がよく分かった。

この本の項目に「人に迷惑をかけてナンボ」「人生はプロセス・エンジョング」「プロセスを楽しむ為のユーモアのセンス」「人生を面流で考える」「されど・たがが理論」など 読んで見なければわからない 面白い内容である。

 実は小生も ニートの一面もあり、この本を定年退職後にも活用してもいい 本としたい 一冊である。
posted by hosi at 18:26 | 東京 ☀ | 読書感想文