一茶 藤沢周平

藤沢周平 作  一茶 を全集ものの 一冊として 図書館の棚から取り出してみて借りてきて一気に読んでみた。 藤沢周平といえば 何か 庶民的人情ドラマの機微が面白いとかで
読む読者もおられようが、小生の場合は ちがい 人の一生で ものへの執着をはなれ
ものを少なくしてゆくことは悟りへの道になるだろうと思い、一茶の俳句からすれば さぞかし
そんな 自分を満たしてくれるものがあるだろうと 踏んで読んだのだが。あにはからんや
一茶本人には欲もあり、人間として我も強く 描いていた像とは違っていたと思った。

そう感じたのは まず第一に藤沢周平 その人が 一茶のことを誰かが書いた文章を昔よんで 結構泥臭い人物である
ことに衝撃をうけたとあった。そこで一茶に興味をもち彼の集めた 一茶の資料の中で よく分からないところが出てくると
想像たくましく 芸術性が高まるべく 筆を動かしていったようだ。なかなか、面白いと思った。

 芸術は芸術でもお金が無ければ生きてはいけないが、今の時勢。なかなか ためになった 一茶の人生伝記であった。 
posted by hosi at 15:31 | 東京 ☀ | 読書感想文