「国語教科書の闇」 川島幸希 著

芥川龍之介「羅生門」、夏目漱石「こころ」、森鴎外「舞姫」などは我らの学生時代にでてきた国語教科書の
内容のネタであったが、果たしてこれらが 活字離れの原因になってはいないのではなかろうかとする
主旨とする本のようだ。 ある意味 面白いではないか・・・。

そういえば、頭のいいと言われたできる奴は 心理的に理解でき 試験での点数もそれなりに
優秀ではあったろうが、我々 凡人には面白くはなかったのが現実ではなかろうか。
小生の場合は 北杜夫 マンボウ記シリーズ、映画でいえば 吉永小百合の青春ものの
石坂洋次郎ものの作品が面白かったので 若者向けには 面白いということからして
活字離れを離れるのを阻止するのには そっちがいいのではなかろうか・・・。

また、一文で名作の世界へという種類の本も面白そうだ。

超訳 日本文学の言葉 最初の出だしを 超解説付きで説明しているそうだ。
有島武郎 「或る女」
「平穏な、その代わり死んだも同然な一生がなんだ」を引用し、他人の人目を
気にして生きるくらいなら、自分の意思を貫きたい」とする解説文付だそうだ。

固い文学全集 こんな入り口で入ってゆくのも読書感想文を固めるのにいいのではなかろうか。

暑さが続く 夏であるが、高齢の父に 歩けなくなった高齢の親に もう一度 
奥入瀬渓流のせせらぎに互いに足を浸してみて 歩いてみたいものである。
そこには 読書感想文のパクリ主の親への思いがある。僕が小説家になったら
どんな書き出しで小説を書こうか「東北の湖からこぼれる渓流の浅瀬に足を浸している二人の親子に
新緑の森からもれる光が反射して輝いていた」とでもしようか。
感じ入る 心が芽生えれば
それが貴方にとって いい本ではなかろうか。
posted by hosi at 05:36 | 東京 ☁ | 読書感想文