「なぜ 日本の若者は自立できないのか」 岡田尊司 著 小学館

「なぜ 日本の若者は自立できないのか」 岡田尊司 著 小学館 の一節から

「テストや受験というものの弊害はそれだけにとどまらず、子供の精神的な成長に もっと忌まわしいダメージを与えてしまう危険がる。それは、共感性をはぐくむという点においてでである。日本のこどもたちが、長年さら続けている受験戦争は、子供たちの心の潤いや仲間意識を薄れさせ、子供を利己的にするのに一役買ってきた。受験は合格すれば、天国で、落ちれば地獄を味わう残酷な儀式である。青春の日々を何年にもわたって、そうした競争に明け暮れさせることは、友人との人間的なつながりよりも、利己的な傾向を助長させてしまう」


日本の教育は、なぜ子供たちを伸ばせないのか のテーマの文章からである。自分にも 思いあたる節が8割以上あり、でもその当時イスラム国ではないが、例えば ある少年が 大人の教育とはそういうものだとして 入ったはものの ある集団に入ったが 疑問を感じても抜け出せない 周りの鉄線枠があったような そんな 時代だったなあ と この本に共感するところがあった。さすれば 何をすればいいか。 過ぎてしまったものは どうすることもできはしないが。後世の子供たちのためにも 前向きに死んでいこうではないか。 この本に 具体的なヒントが書いていると思います。ああ、小生も学生時代 複素数 ベクトル 何の役にと思っていたが。たとえて言えば 津軽の吹雪の暗闇の中 三味線を弾きながら 独学で 量子力学の入門の門前までこの年になるまで、ココツコツやってきたが、そしてそれらが、そのおおまか構成の理解のための道具だったのかとおもい、その知の美しさを一部感じているところまできたが、その当時の受けていた教育は面白い環境ではなかったようだ。楽しむということはなかったような感じだった。

今受験でお忙しい 学生さんもおられるであろうが、とりあえず 合格せねばという現実はあるが、心のイスラム国に支配されたままで 人生を過ごさないように気を付けられたし。  教育の仕事に携わる方々には お薦めの一冊である。
posted by hosi at 05:42 | 青森 ☀ | 読書感想文