読書と豊かな人間性  山本順一、二村 健 監修

小生は教育者ではないが、時に図書館に行って 自分が学校の先生となった場合、どのような思考で
子供たちに向かっているんであろうと 覗き込むときがある。

そして 読んでみると、自分自身がまだ子供のところがあって、ふむふむ そうだったのかと 感じるところが
ある。  教育者のための本の効用は どうやら 自分自身の稚拙な心も補充して 塗り固めてくれるようだ。

「換言すれば、現代を象徴する「金儲け」こそ 至上の価値観だとする言説や風潮に対する「新しい」読書論を
どのように構築するか、そこにすべてはかかっているということである。しかし、そのような時代の要請に
応える読書論や読書指導論は、残念ながらほとんどないのが 現状である。確かに、図書館の書架の一角を
占める読書論の中には「私はこのように書や本を読んできたという体験をもとにした、聞くべき内容をもったものが
少なからず存在する。ところが、読書教育や学校図書館、読書指導法の類になると、とたんに読書の目的は「感動」を得ることにある、あるいは読書こそ「豊かな人間性」を涵養する最大の方法である. -----」

本文から しかしながら、本書では 本を読むことの意義を様々な教育者の角度から 評価・批評しているところもあり、時には引きこもりも作ることもあるのかという事例もあり、考えさせられる 一冊である。 教育に携わる人 一読を・・。
posted by hosi at 07:18 | 青森 ☁ | 読書感想文