冬と人

東北にいて こうして人生50年以上生きてきて 何回 冬を春を夏を秋を迎えたのであろう。

 自分はいままで実らない人生を、 報いられない一生の道を歩いているんだなと思い、しょ気て雪の中を歩いているとき、雪道の雪たちは、「何言うか 今こうして 生きていることを有り難く思え」といっているようだ。

なぜかといえば、「お前は目があり 口があり まず歩けるではないか。 秋でもないのに 果物を食える 文明のある人に生まれているではないか。そしてまた、この東北という四季のある地域にいて 季語を通しての俳句なども作れる喜びがあるではないか。そして、この冬を通して 我慢することと 謙虚さを学び 其れが元で安全に生きているではないのか」と

そうだったな、人間の欲望なんて限がないよな、それらのことを飛び越えて 何かをつかみたいと 思わず袋をぬいて 道端の雪を手一つかみ 握り、津軽の雪の空にみいるのだった。














手のひらに雪の結晶笑みちらり 
posted by hosi at 05:00 | 青森 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想文